github/gitignore · Gradle.gitignore
Gradle .gitignore テンプレート解説
Gradle.gitignore が .gradle と build フォルダーを無視しつつ、src 配下の build フォルダーと Gradle ラッパーの jar を否定パターンで戻す構造を説明します。
Gradle.gitignore はわずか 9 行だが、否定パターンを 3 回使って無視してはいけないものを正確に守るテンプレートである。Java・Kotlin テンプレートと併用する場合がほとんどである。
Gradle ラッパー(gradlew、gradle/wrapper/gradle-wrapper.jar、gradle-wrapper.properties)は、Gradle をインストールしていない人でも同じバージョンでビルドできるようにするため、必ずコミットする必要がある。Gradle の公式ドキュメントもラッパーファイルをバージョン管理に入れるよう案内している。
ルール別の解説
| パターン | 何を、なぜ無視するか |
|---|---|
.gradle | Gradle キャッシュプロジェクトごとのタスクキャッシュとファイルハッシュが保存されるフォルダーである。削除しても次のビルドで作り直される。 |
**/build/!**/src/**/build/ | ビルドフォルダーと例外すべてのモジュールの build/ 出力フォルダーを除外しつつ、ソースツリー(src/)内にたまたま build という名前のパッケージ・フォルダーがあれば戻す。たとえば src/main/java/com/example/build/ がビルド成果物と誤認されて消えるのを防ぐ。 |
!gradle-wrapper.jar!gradle-wrapper.properties | ラッパーの保護Java・Kotlin テンプレートの *.jar ルールがラッパー jar を無視しないよう、再び含める。git は最後に一致したルールに従うため、この行が *.jar より後ろにないと効果がない。 |
gradle-app.setting.gradletasknamecache | GUI・タスクキャッシュGradle GUI の設定と、シェルの自動補完用のタスク名キャッシュである。 |
.project.classpath | Eclipse の生成ファイルEclipse Buildship が Gradle の設定から生成するプロジェクトファイルである。ビルドスクリプトからいつでも作り直せる。 |
実務での注意点
- ジェネレーターでは Java(または Kotlin)を先に、Gradle を後に選択する。順序が逆だと
!gradle-wrapper.jarが前に来て、後ろの*.jarが再び無視してしまう。パターンテスターにgradle/wrapper/gradle-wrapper.jarを入れて確認できる。 gradle.propertiesは無視の対象ではない。ただし個人の署名情報やトークンは、プロジェクトのファイルではなくユーザーホームの~/.gradle/gradle.propertiesに置く。local.properties(Android SDK のパス)はこのテンプレートにないため、Android プロジェクトなら Android テンプレートを併用する。
元のテンプレート
Gradle.gitignore
.gradle**/build/!**/src/**/build/# Ignore Gradle GUI configgradle-app.setting# Avoid ignoring Gradle wrapper jar file (.jar files are usually ignored)!gradle-wrapper.jar# Avoid ignore Gradle wrapper properties!gradle-wrapper.properties# Cache of project.gradletasknamecache# Eclipse Gradle plugin generated files# Eclipse Core.project# JDT-specific (Eclipse Java Development Tools).classpath
テンプレートの出典: github/gitignore/Gradle.gitignore @356fd7b (2026-09-11) · CC0-1.0